インプラントに関する医療機器

歯科用マイクロCTについて

歯科用マイクロCTについて

 従来のレントゲン写真では、影絵のようなもので透かして見ているだけで、平面的にしか骨を診断出来ませんでした。
しかし、歯科用マイクロCTで見れば、従来見る事が出来なかった骨の断面を見る事が出来るようになり、それを繋げれば立体的に構築して骨を把握出来るようになったのです。
要するに2次元平面でしか見れなかったものが、3次元的に立体的に見えるようになったと言う事で、インプラント治療上大変に有効な器材である、と言う事なのです。
予め骨の形、方向とは厚みが分かる為に、インプラントを植立する部位の、診断をしやすくなったのです。

インプラントの種類

インプラントの種類

 インプラントには2回手術をする2回法のものと、1回の手術で済む1回法のインプラントが有ります。また、歯冠部と歯根部のパーツに分かれている2ピースボディのものと歯冠と歯根が一体型になっている1ピースボディという分類の仕方もあります。 2ピースボディの2回法、2ピースボディの1回法、と詳しくいうと分かれており、1ピースボディのものは全て1回法です。 一般的なのは2ピースボディのインプラントで、手術時に骨の中に埋入して骨とくっつくのを暫く待った後に歯冠を作製します。 その時にアバットメントと言うものをインプラント体と接続しますが、その接続方法もアウターナルジョイント、とインターナルジョイントに分かれており、 治療方法に合わせて使い分けるDRもいます。私はストローマンインプラントというインプラントとノーベルバイオケアのインプラントを使い治療に合わせて使い分けております。世界の中で見て、永続的に責任を持ってくれるメーカーを選んでいます。

世界各国でインプラントは数百種類、国内でも20種類以上有ります。どれを使うかはDRの考え方次第ですが、将来的に長い目で考えて安全で安心出来るメーカーを選択するのが賢明と言えるでしょう。 何故なら、あまり珍しいインプラントの場合、後のメインテナンスで差し支える場合も心配だからです。

インプラントと滅菌器

インプラントと滅菌器

 インプラントは完全に滅菌された物が、世界的に供給されています。代表的インプラントは、γ線滅菌までされている完全滅菌物で、全く心配がないでしょう。手術時に使われる器具器材も同様に、完全滅菌されている使い捨てのメス等、絶対安心出来るものばかり使われており、歯科用の器具等もオートクレーブ等最新の機器で滅菌したものしか使用されませんので安心、安全です。

ドクターによっては手術室を持っている方もいますが、それよりも患者さんのお口の中の歯周病菌とか虫歯菌の塊であるプラーク等を徹底的に取り除き、歯肉の炎症等を良くして手術する事の方が、何倍も重要です

どんなに綺麗な器具器材を使用しても、手術するお口の中が雑菌だらけでは難しくなるでしょう。お口の中は滅菌出来ませんが、出来得る限り減らして置く事が、インプラント手術の治りを左右します。

その他医療機器

歯科用マイクロ3DCT

 最近の話題は歯科用マイクロ3DCTでしょう。各社色々と出しておりますが歪みのないフラットパネル方式のものが最新型で、特に有効です。 立体的に骨の断面と見れますので、どの部位にどう言うように植立すれば安全で安心かが詳しく分かります。但し現在3DCTがかなり広まっていますが、未だにレントゲン像は解析にそのドクターの実力がもろに左右し、画像が見えていてもその通りに植立出来るか否かが、大変に大きな問題です。 コンピューター誘導型でもそれ通りにやり切るのが、難易度が高く、逆に普通の歯肉を開く手術の方が安全安心で、早く綺麗に出来る場合も有ります。これからの改良点として、残っているものなのです。
次に顕微鏡による治療も出始めていますが、機械の限界があり前歯部位以外では難しく、また手術時間もかなり長くなる為に、一般的になるかどうかは、判然としていません。