インプラント歯科医院選び
インプラント専門医認定医
インプラントの学会等が独自に認定制度等を定めて、それに合格した者を認定医としています。専門医と言う制度は国が定めたようなものは特に有りません。現実的にしている仕事の多数がインプラントの場合専門医と称している場合が多いようです。因みに、私の現在の仕事の95%以上がインプラントであるので、専門医と私も称しています。
インプラントの学会
日本国内でも口腔インプラント学会、AAO学会、AIAI学会、ICOI学会等が存在しています。世界でもAO,EAO,WCOI,アメリカインプラント学会等多数の学会が存在しています。それぞれに学術大会を催し、インプラント学の発展に寄与しています。新しい確実な情報はこのような学会から経由すると、評価されたものしか残らないので安心でしょう。
インプラント歯科医選びの重要点
インプラントをする際にどの様な視点を持つと良いのでしょうか。まずは下記の点に注目してみましょう。
歯周病治療の経験、学識が深いかどうか
下顎の親知らずの骨に水平に埋まっている抜歯を一人でキチンと出来る技術を持っているか
噛み合せの治療を丁寧にしてくれるかどうか
手先の器用な、細かい作業が丁寧で綺麗なドクターかどうか
上記の情報を総合すると、いわゆる従来の歯科治療が上手なドクターが安心と言う事です。インプラントだからと言ってそれしか出来ないドクターでは拙いでしょう。
そして、常に勉強熱心で、学会等に参加しており、情報を更新し続けていて、向上心があるドクターであれば、更に安心して良いでしょう。
これからのインプラント治療の方向性として、従来の反省に基く最小限の侵襲で行なうMI外科手術が求められるように成って来ています。その概念を理解して、殆ど傷を付けずに手術を出来るドクターであればまず申し分ないと思います。