松元教貢歯科医院からのお知らせ
直ぐに綺麗な歯が入るインプラント治療、即時荷重の秘訣
アメリカの歯周病学会AAPに参加して見て、私が尊敬して止まないDR.J.ガネルズガ余りにも人気がなくて、少なからず衝撃を受けて帰国しました、松元です。
少なく見積もっても300人以上が入る会場で、受講していたDR数は50人位しかいませんでした。
同時に開催されていた、トラブルシューティングの話に皆が関心が高く、その影響であろうと思われるのですが、それにしても受講者が少なくて驚きました。
何故ここまで人気がないのか、今後動向を探り、私自身の臨床に活かして行くつもりです。
ガネルズ先生が示していた指標では、即時荷重はどんどん通常の治療に成って来ている、と思いました。
かなりの大きな症例でも、即時荷重を用いて、直ぐに歯を入れる治療を私同様に実践していました。
但し、彼と私の考え方の違いは大きく、ガネルズ先生は歯が1本もない状態になる患者さんの即時荷重治療が一番難しいと主張していましたが、私はそれには全く反対です。
私は一番難しいのは、大きな部分欠損の即時荷重である、と主張します。
かつて世界的に大流行した歯周補綴治療でも、大きな部分欠損治療が非常に難しい、と分っていました。
インプラントになってもそれは全く同じであると、私は断言できます。
1本も歯のなくなる状態の患者さんの即時荷重インプラント治療は、逆に全部を固定し易くて成功し易い、と判明して来ています。
現に、日本橋インプラントセンターの玉木先生はそう言う治療の専門家で上顎でも成功率98%以上と言う素晴らしい成績を叩き出しています。
この業績は世界的なもので、彼に並べるDRはそうはいません。
玉木先生とも語り合ったのですが、1本も歯がない方が全部を固定できてやり易い、部分的に欠損しているのが多い方が難しい、と意見が一致しています。
つまり、即時荷重の秘訣とはしっかりと植立して、しっかりと仮歯でも固定をする事、これに尽きるのです。
部分的に歯が残ると、揺れる天然歯が治療成功を妨げるのです。
即時荷重の秘訣は”固定”、実に単純な真理です。
そして、私は部分的欠損でも、歯を残す治療と平行しながらそれを成し遂げています。
玉木先生曰く、良くやると思う、との事です。
しかし”固定”をしっかりする事で、即時荷重インプラント治療、直ぐに歯が入る治療は充分に可能です。
私はその道で”10年以上の実績”を持っている、日本で唯一のDRです。
直ぐに歯が入るインプラント治療を希望している方は、どうぞご相談に起こし下さい。
投稿日:2010年11月18日 カテゴリー: