松元教貢歯科医院からのお知らせ

インプラントはこのままではいけない!ワシントンDCでのインプラント学会AO2011から帰国して思う事

今年も恒例のインプラント学会AOがワシントンDCで、3月3日~5日開催されましたので、参加して来ました。

26回大会で、過去の25年四半世紀を振り返り、これからの次の四半世紀25年への第1歩、と言う題名の学会で、期待して参加しました。

今回学んだ事は、基礎力を非常に重視する事、最新マテリアル、歯科用CT、コンピューターによるバーチャルシュミレーション等に代表されるようなものに溺れず、触診等の基本となる技術を修得して確実に行う事がやはりとても大事なんだ、と言う事でした。

開催された場所が東海岸ですので、保守的な方向へ流れrが行くのは至極当然なのですが、それにしてもかなり最新マテリアルへの傾倒に対して警告を発している学会だった、と言えるでしょう。

これらの事は、拙著内で私自身が繰り返し繰り返し書いている事ですので、非常に嬉しく、大賛成出来る学会でした。

最新=最善?コンピューター誘導=安全、安心?と言う事を今学会は発信していて、結局の所、用いるDRの力量、実力である、と言う至極当然の結論を出していました。

そして、出て来る手術出て来る手術全てが、切って開いて、しっかりと骨を見て埋入して、インプラント周囲に骨とかをチャンと作って歯茎を寄せられるようにして縫合する、と言う確実性、安全性を重視している内容のものばかりでした。

これらの結果は、余りにも最新と言うものを過信して行き過ぎてしまった手術等治療方法への反省が色濃く出ているものだろうと思います。

その気持ち、考え方は理解出来ますし、非常に同感出来ます。

しかし、実は私の感想としては、羹に懲りて膾を吹く(あつもとにこりてなますをふく、熱い食べ物で火傷して大変な思いをした人が、外見が似ている膾を出されてフーフー一所懸命に冷まそうとするさま)の風潮の面があるなー、と正直思いました。

やはり、私が最近富に指摘している中庸を行く、と言う概念が大事になるのではないか、と感じて仕方がありません。

切って開いて剥がして縫って、と言う大きな手術に患者さんが苦しんでいたから、歯科用CTやコンピューターによる殆ど切らない、骨造成とかもしない手術に流れたのです。

ところが、思いの他歯科用CTも誤差があるし、何よりもコンピューター解析でのガイド機構でも誤差がある。その為に患者さんにとってとんでもない手術になってしまった。それに反省して、やはり切って開いて剥がして縫ってと言う方法へ原点回帰してしまって、何の為にCT撮影したのか、と言う事態に陥っている。

以上が、現状のかなり正確な状況でしょう。

私にはこの辺の所がとても良く理解出来ます。

何故かと言うと、私自身が過去取り組んで、四苦八苦しながら解決して来た事だから、です。

特に歯科用CTを入れた2006年から、自分自身2003年以来して来たMI超低侵襲外科手術による即時荷重、必要充分な最小GBR骨造成の結果を如実に見せ付けられるのを経験して来たからです。

自慢話に成ってしまうのですが、私がして来た結果はとても良いもので、凄くホッとできるものでした。

しかし、自分がして来たモノを見て、正直これはとても怖いものだ、私自身は経験があり、危険を避けて手術出来てきているけれど、一つ間違えるととんでもない事になるかも知れないなー、と直感したのです。

お陰で、私は元来用心深い性格だったのですが、余計に拍車が掛かり物凄く用心深くなってしまいました。

具体的に言うなら、歯科用CTがあるので、怖いかも?と思ったら、直ぐに撮影して確かめずにはいられないやり方しか出来なくなったのです。

そして、そのやり方を貫くから、切らない開かないでもインプラント植立出来る、インプラント周囲にGBR骨造成、歯茎再生出来る、手術したその日から綺麗に歯が入る事が出来るようになったのです。

これが、私が主張する中庸を行くインプラント、です。

中庸を行くインプラントなら、患者さんが望む医療側が提供出来る問題をクリアー出来ます。

切って開いての大きな手術でもない、最新マテリアル盲信して後先見ないでの手術でもない、中庸の道。

両極端に走る現在に至るインプラント治療はこのままでは絶対にいけない、と私は強く発信します。

中庸の道、患者さんは痛くなく安心して治療を受けられ、チャンとした長期的予後も安心出来る、そんなインプラント治療を、私は更に追究して提供して行きます。

インプラントのご相談なら03-3775-0044まで直接ご予約下さい。

ご相談は患者さん、同業者、誰でも構いません。

私は仏陀、釈尊の示す如く、中庸の道こそが本物である、と確信し発信致します。

 

投稿日:2011年3月9日  カテゴリー: