松元教貢歯科医院からのお知らせ

インプラント手術は大きく切り開き、歯茎をバリバリと引き剥がすのが当り前?いいえ!そんなことしないでも綺麗に治せるんです!

今でも、インプラントのセミナー、学会、講習会に参加してると、インプラント手術で歯茎に大きく切開を入れ、バリバリと歯茎を引き剥がし、骨を露出させて植立手術をするのが当り前のように沢山、沢山発表されています。

そう言う手術方法を見ると、私は悲しくなります。

この患者さんは、この手術でどれ位大変な思いをしたんだろうか、と想像されるからです。

私自身も、2003年以前は、似たような手術方法を当り前のものとして行っていました。

インプラントは骨に埋めるもの、骨の中に埋入するなら骨を直接診るのは当然、と暗黙のうちに信じ込んでいたからです。

骨を直接診て、インプラントを植立し、骨が足りなければ周囲に骨を造成して、歯茎を細工して引き寄せて全てを覆うように縫合する。

そう言うインプラント手術が、ゴールデンルールであると盲目的に信じ沢山行っていたのです。

その時に、インプラントの植立条件が良ければ最初から綺麗に仮歯を入れたりすることもしていました。

手術したその日から綺麗に仮歯が入るから患者さんに喜んで貰える、そう信じていた私はそう言う治療方法に邁進していました。

しかし、実際の患者さんの反応は、手術翌日の消毒、メインテナンス時に、腫れていることでの辛さを1番最初に言われてしまう、仮歯が入っている喜びは2の次になっている、と言う経験を少なからずすることがあったのです。

患者さんにして見れば、インプラントが入って仮歯があるのは治療したんだから当り前でしょ、それより手術したから腫れているじゃないの、これじゃ外に出れないじゃない、何時までこんななの!と言うことなのです。

これは、非常に私にとってはショックな出来事でした。

何故なら、腫れていると話されることが可能な程度の浮腫みが出ている位の状態で、外科医のレベルから診たら殆んど腫れていない、と言っても差し支えない位で、その当時のインプラント治療のレベルから言って直ぐに綺麗な仮歯が入っていることは凄いことなのに、そちらのことを言われる前に、ほんの少しの浮腫み程度の腫れで凄く叱られたからです。

その当時のインプラント手術のレベルで考えると、話せない位に腫れあがり、外に出て来るなんてまず有り得ない内容の手術をして、上記のような状態で収まるように処置できている事で怒られるとは、予想もできなかったのです。

が、これらの出来事も今思い返せば、私自身の患者さんへの教育、理解を高められなかった未熟さから招いたもの、と反省できます。

でも、その時の私にして見れば、世界的に先進的で、凄くハイレベルな手術、治療をしても、素人さんである患者さんには通じない、歯があるなんて、患者さんにとっては当り前のことなんだ、と思い知らされ打ちのめされたのです。

それが、2003年以前の私自身の経験でした。

ですから、セミナー、学会、講習会でのプレゼンを見ていて、患者さんの怨嗟の声が聞こえて来る、過去の自分の記憶が蘇り悲しい気持ちにさせられるのです。

患者さんは、失礼な言い方ですが、先進的治療内容を正しく理解している訳ではないし、判断もできない、歯があるなんて当然でしょ!と言うのが普通なのです。

幾ら専門家が見て、こんな凄い手術ができるなんて0.1%もないんですよ、と一所懸命に説明をしたとしても、そんなもんなのかな?が正確なところなのでしょう。

ですから、歯がある有り難さよりも浮腫んでいる顔、手術前から変わってしまった顔の方に強烈に心配をしてしまうのです。

殆んどの患者さんは手術なんてものを受けるのがインプラントが始めて、と言う患者さん達です。

その為に、手術をしたら一般的に炎症反応が初期には出て腫れ上がるのは、生体反応として極普通のことなんだ、とご存じないのです。

しかも、通常の歯科治療では腫れたりするなんて有り得ない、顔まで変わらないものだ、と言う思い込みがあるのです。

だから、患者さんは凄く不安になって、不安な気持ちをそのままぶつけて来る、お怒りの言葉となって出てしまうのです。

こう言う過去の自分自身の経験から、辛い思いをしている患者さんが今沢山世の中に溢れているに違いない、と確信しています。

 

そして、私の生涯のテーマが外科手術の術後の辛さの解消、腫れたり痛んだりさせない術式の開発、修得、改善改良になりました。

そんな時に巡り会ったのが恩師DR.ラムです。

忘れもしない2003年のサンフランシスコのAAPアメリカ歯周病学会の前1週間で、私は全く別次元のインプラントDRとして生まれ変わりました。

恩師DR.ラムがAAPの直前1週間、自分のオフィスに見学に招いてくれたのです。

AAPにも参加予定でしたから、都合2週間以上も開業して3年にしか成らない医院に院長がいない状態にしないといけない。

これは、私にとって大きな決断でした。

しかし、この決断が私を決定的に生まれ変わらせてくれたのです。

運命に私は心の底から感謝しました。

恩師DR.ラムは、私の上記のような悩みを解決する方法を、全く惜しげもなく見せて下さったからです。

そこでDR.ラムが見せて下さったのが、世界でも始まったばかりの超低侵襲インプラント手術だったのです。

殆んど切り開かないで、見事に審美的に求められる立体的3次元の位置にインプラントを植立する手技を、理論を開示して下さったのです。

私は正しく頭をハンマーで叩かれたかのような衝撃を覚えました。

これだ、これが自分が探し求めていた答だ、私は直観して鳥肌が立った位です。

後から知ったことですが、DR.ラムが見せて下さった術式は、その当時本当に世界レベルで始められたばかりの凄い方法で、偶然にも私はそれを取得させていただけ、お陰で世界レベルで同時期にスタートを切ることができたのです。

殆んど切り開かないで植立する方法ですから、当然腫れは全く出ていないんじゃ?と言う位にできます。

当然、痛みも出ない為に、鎮痛剤を服用されない患者さんばかりになりました。

骨や歯茎の造成も、計算し尽くして慎重に行うことで審美的に治せるようになりました。

つまり、当院では現在インプラント治療で、歯茎を大きく切り開き、バリバリと剥がして骨を露出させ埋入する、なんていうような乱暴な侵襲の大きな手術方法は採らないようになったのです。

しかも、即時荷重で最初から綺麗な仮歯が入っている事もできるのです。

これらの治療方法こそ、新しい時代21世紀のインプラント治療なのです。

 

新しい時代21世紀のインプラント治療を当院は真摯に提供し続
けます。

2003年秋からの長い実績、日本人向けに改善改良し成功させ続けています。

これからも、一所懸命に更なる向上目指して頑張ります。

自らの幸運に心から感謝し、ご恩に報いる為。

 

ありがとうございました。 

 

投稿日:2011年8月7日  カテゴリー: