松元教貢歯科医院からのお知らせ
インプラントのご相談でしたら、うちに来られる場合、3,4軒目で来られる事をお勧めします。
患者さんは、インプラントに関しては当然の事ですが”素人さん”です。
色々とインターネットや書籍で調べても、自分に関してのインプラント治療がどうされるのだろうか、と言う事に関して正しい判断をする事はかなり無理があります。
具体的に治療がどう進むのか、何回手術受けなければいけないのか、それがどれ位痛かったり腫れたりするのか、治癒期間がどれ位掛かるのか、その後のメインテナンスがどうなのか、更にはインプラントだけに留まらずお口全体、歯周病管理まで含めて考えると、患者さんは意外に思われるのかと思いますが、歯科医によって全く治し方が違うのです。
歯科医の治し方は千差万別で、全然先生ごとに違うんです。
この事を患者さんはもっと重視した方が良いと、私は助言します。
その実態を知る為には、インプラント医の最初からここと決めてしまうのではなく、数軒回って色々と知識を得てから、本当にどう言う治療を受けたいのか考えて決めるのが良いと思います。
そう言う事情の中で、敢えて私はうちに来て下さるのでしたら、3,4軒回って、普通の歯科医のレベル、どう言う治療が出来るのか、を知識を得てから来ていだだけた方が良いかも知れない、と思っています。
どう言う事かと言うと、一般的なインプラント治療を良く理解していただいた上で私の説明を聞いていただいた方が、私の治療の特徴、長所が比較検討され分っていただけるだろう、と思うからなのです。
勿論、最初から私の所に相談に来られても全然構わないのですが、私の説明を最初から聞くと、インプラント治療と言うもの全体の理解、現在の水準に対して誤解をしてしまう、そんなに簡単に早く治せるんだ、と思ってしまって、後々苦労する事になりかねないのです。
実際に残念な事なのですが、私はそう言う経験をしてしまっています。
こう言う場合、不幸なのは患者さんです。
私達も出来るだけの注意をしていただくようにお話をするのですが、実体験として患者さんに優しい、時に優し過ぎて本当に何ともない手術治療をして差し上げると、患者さんの中には油断してしまわれる方も稀に出て、治りのが大変になってしまわれる事もあったのです。
これらの経験を省みて思う事は、患者さんのインプラントの知識、理解が偏っていた、私の方法で楽なのが当たり前でそんなに注意をしないでも良いと誤解させてしまった、と言う反省があるのです。
やはり、インプラント治療は簡単なものではありません。
患者さん自身が学び、正しい知識を得て、静養に協力いただく事、これが重要なのです。
その事をご理解いただくには、数軒回って、知識を得る事、どう言う治療が自分の体に為されるのか知る事、が良いと思うのです。
私の医院をインプラント治療医として選択いただけるかどうかは別にして、本当に納得の行く、チャンとした治療を受けたいのでしたら、決め打ちして行くのもありかも知れませんが、数軒訪ねて色々話を聞く、と言うのが良いと私は思います。
そうする事で、この先生は話せるなとか、説明が短いなとか、おかしい面白い先生だなとか、分って来ると思うのです。
そう言う、先生との相性も凄く大事だ、と私は思います。
私は、自分で言うのも変ですが、説明はかなりじっくりします。
最低1時間は取って、現状と今後のこのまま行けばどうなってしまうのか、それに対して治療すればどう回復出来るのか、その後のメインテナンス、歯周病管理まで含めて噛んで含んで説明をします。
チョット自慢になりますが、私の説明を聞いて初めて色々と歯科の事が理解出来た、と殆んどの患者さんは言って下さいます。
私はいつもこの事に愕然としてます。
患者さんは自分の状態を知らないまま歯科医に言われるままに治療受けて来ているんだな、と。
こう言う状況を少しでも改善し、その患者さんのお口を長く美しく保つ為に私は色々と話すのです。
なので、敢えて3,4軒目でお越し下さい、と言ったりしています。
正しい新しい患者さんにとって楽なインプラント治療、歯周病治療を広める事が私に仕事、使命である、と私は皆様とご先祖様、天に誓います。
投稿日:2011年9月2日 カテゴリー: