松元教貢歯科医院からのお知らせ
高齢者のQOL、ADLを守り、維持する歯科治療
高齢者になると皆さん食べることが凄く楽しみで生き甲斐である、と言われるようになります。
しかし、皆で集まって楽しく会食したい時に歯のことで悩んでいて、一緒に食べるのが億劫になったり、食欲が落ちたりして体の健康の方まで段々衰えてしまう、と言うことが起きてしまったりするのです。
良く言われることですが、歯が健康な方程体も健康である、と言うのは事実です。
口を使ってチャンと食べ物を取れることが何よりも、人の体に活力をもたらし、生きる意欲を復活させ維持させるのです。
歯科は命の問題には関わらない医療と見倣されがちですが、実際にはこう言うように本当の意味での縁の下の力持ち、人の体を支えてくれる予防医学、健康医学である、と私は思います。
ところが、歯科の現実は、歯がなくなると部分義歯とかになって,実際にはそこまで噛める、好きなものを若かりし頃のように食べられる、というのとは程遠い状況である、とお寒い限りのものがあるのです。
しかも、部分義歯とかは汚れたりして、感染源になったり、高齢者の誤嚥とかでの事故の原因になったりして困りものである、と言う事実もあるのです。
この問題をきちんと解決できない限り歯科治療は本当の意味での国民医療に貢献できている、とは言い難いのではないか、と感じてしまうのです。
これには非常に微妙な問題、保険医療精度という問題が絡みます。
保険制度は確かに、それなりの効果があり、平均寿命を伸ばし、健康に過ごせるのに寄与してきました。
これは事実でしょう。
しかし、残念ながら、歯科治療では実質30年以上も前の技術や材料しか使えない、最早古ぼけている方法でしかできない、と言う問題を孕んでいるのです。
これは、今後の国の財政を考えて見ても,多分改善は相当に難しい、と言わざるを得ないでしょう。
となると、自衛するしかないのが本当の所でしょう。
そして、提案したいのが、歯科治療をちゃんとすることで、生涯の医療費を下げる効果が非常に高いこと、これにも着目していただきたい、と思います。
やはり、歯がしっかりしていると体も丈夫になり、健康に過ごせ、そのお陰で病気にもなりにくいし、なったとしても治癒が早い、体の再生などの力がある、というようになれるのです。
そして、どうしても歯がなくなってしまった場合にはインプラントによる人工歯根で固定式の歯でまるで自分の歯ような人口の歯を復活させて、何でも好きなものをチャンと噛んで食べられるようにするのがベストだと思います。
その際には、痛ませない腫らせない、直ぐに歯が入る最新最善のインプラント治療をお薦めします。
何時までも健康で長生きする為に、歯の健口から体の健康を!
投稿日:2012年5月25日 カテゴリー: