松元教貢歯科医院からのお知らせ
高齢者のQOL、ADLを維持し、守る!アンチエイジング医療インプラント治療には低侵襲、体への負担軽減が鍵になります。
日本は、世界史上類を見ない超高齢化社会を迎えています。
このように人間が長生き出来る時代を、人類は初めて経験するのです。
長生き出来ること事態は幸せなこと、幸福なことの筈なのですが、実際に高齢者の患者さんとお話しすると、そんなに長生きしたいない、長生きしても幸せとは限らないから、と言う感想を漏らされる方がとても多いことが凄く私は気になります。
こんなことではいけない。
今日の日本があるのは、何と言っても今高齢になられた方々が、一所懸命に頑張って戦後の荒廃から立ち上がり、復活してなのは間違いのないことでしょう。
その大きな恩人達が、この国の将来、自分自身の未来に悲観して、そんなに生きていたくないんだけど、かと言って死ぬ訳にも行かないから生きている、と言う感想を話されるのです。
私は、このような事態はとんでもないことで、これではいけない、と強く思うのです。
いまだかつてない高齢化社会、長生き出来る時代は、人類の長き夢であった筈です。
いち早く日本がその状態に到達する、と言うのは夢を実現出来ている素晴らしいことである、と本来受け止めるべき筈なのです。
なのに、実態は、悲観的観測が蔓延し、明るい表情を浮かべられる患者さんが少数派です。
どうしてなのでしょうか?
国の根幹となる仕組みとか生き難い時代になっていて、と言うことに関しては政治に頑張っていただいて改善して行く他ないことなので、ここでは私が論じることは出来ません。
政治、行政には頑張っていただいて、高齢者が長生き出来て良かった、もっと長生きしたい、と思って貰える世の中にしていただきたいものです。
なので、私は、ここで提案したいことは、一人一人の患者さんの生活、日常のQOL、ADLを維持し守る、自分ことは自分で出来る、好きなことは人に頼らずに出来る、患者さん達が最も恐れ嫌がられる、寝たきりになって何も出来ない、好きなものも食べられない、好きな場所にも行けない体の状態にならないようにすることに貢献する歯科医療のことを書かせていただきます。
高齢者になると、当然歯が悪い方が殆どです。
かなりの方が、義歯の世話になっているのが現実でしょう。
日本でのインプラント治療の普及率はお隣の韓国、欧米に比較すると4分の1以下だと判明しています。
これは日本人はかなり用心深い国民である、慎重な民族である、と言う性質と、健康保険制度の影響が多分にあるでしょう。
日本は他に例を見ない国民健康保険制度を持っています。
そのお陰で、長生き出来る時代になった訳ですが、実際に長生きしていただける時代になっても、QOL、ADLを維持し守る制度にはなっていない矛盾が今表沙汰になっているのです。
言いたいことを先に言いますと、せっかく長生きしても、健康保険は疾病保険、病気があるものに対してのみのもので、慢性的な体の不自由さ、日常生活の改善とかの制度ではないものであり、そこに問題点が大きくあるのです。
介護保険制度があるじゃないか、と言われるかも知れませんが、介護なんかの世話になる状態に成りたくない、自分のことは自分で出来る状態でいたい、と望まれている筈ですから、それへの対応、今流行の言葉で言えばアンチエイジング医療、健康体でいられるケアの視点、方法への対策が全く欠けているのです。
これから人類が長生きする時代になって、本当に求められる医療は正しくアンチエイジング医療、健康体を何時までも維持する、100歳に成っても70歳の若さを維持している健康体を持てる医療こそが求められているのです。
そして、それにはインプラントこそがかなり明るい光明になるであろう、だから、高齢者ほど出来るだけ早くインプラントの恩恵を受けて、食事に不自由しない、痛くも何ともなく咀嚼出来る、快適な日常生活を営め、QOL、ADLを維持し続けられるようになって欲しい、と言いたのです。
インプラントの良さは今更言うまでもないかも知れませんが、入歯と違って全く動きませんから、咬んだ感触が自分の歯と遜色がなく、入歯のような嫌な痛い、不自由な思い、人前に出て気にしなくても済む、皆で集まって会食するようなことがあっても全然大丈夫、だから、外に出ることや外食することが億劫にならない、楽しく外に出られる、と言うことにあるのです。
高齢者の方は、友人知人に囲まれて賑やかに過ごされることを望まれている方が多いと思います。
しかし、入歯にしていることで恥かしい思い、痛くて大変だったり、外して掃除しなくてはいけなくて煩わしい思いに悩まされてしまうと出られなくなってしまわれるそうです。
そう言う患者さんが、インプラント治療で綺麗な歯歯が入ると、皆さん、歯のことでの悩みがなくなったことで、QOL、ADLが改善され維持向上されるようになった、と喜ばれるのです。
しかし、インプラント治療は高齢者にはそこまでしないでもと言われ、凄く痛いのじゃないか腫れたりするのじゃないか、暫く入歯出来ない状態に成り困るのではないか、更には高額の費用が掛かる、と言うことでなかなか踏み切られないでいます。
費用に関しては、どうしても自費治療になりますので、それぞれの医院が何とか出来るギリギリの中でしているのでしょうから、ここでは申し訳ありませんがご容赦下さい、としか言えません。
他の問題、手術、治療に関わること、侵襲が大きくて、患者さんが辛い思いをしてしまうことへの配慮に関しては、低侵襲処置、痛がられない腫れない、最初から歯が入る治療で解決を図ることが出来るのです。
どんな年代の患者さんでも痛い腫れるのは嫌でしょうから、低襲はこれからのインプラント治療では必須であり、大事なものでしょうが、高齢者に置いては体が万全でなかったり、色々と抱えている中での治療に成りますから、尚更低侵襲が大事になるのです。
そして、高齢者の患者さんほど、歯がないと食事が出来ない、困られQOL、ADLの低下を招きかねないので、最初からチャンとした歯があって、日常生活を維持出来ることが何よりも大切になるのです。
このようなインプラント治療は、正しく高齢者のQOL、ADLの維持向上に大きく貢献出来ます。
当院は、このような低侵襲で直ぐに歯が入る即時荷重インプラント治療で、患者さんの日常生活を守ることを2003年から貢献しております。
人生最後まで楽しみたい、前向きに生きたいと思われる患者さんをお待ちしております。
投稿日:2012年5月19日 カテゴリー: