松元教貢歯科医院からのお知らせ

インプラント手術の正しい知識を持って判断を

患者さんは何も知らないから、驚くような発言をします。

他でインプラント手術受けた患者さんの例を見て、インプラント手術は腫れたり痛んだりして大変そうだから嫌だとかです。

何故この発言で驚くのか、説明をします。

例え話をしましょう。

この発言は、こう言うことと同じなのです。

食材として最高級の和牛を使って料理したけど、拙かったから、もう2度と和牛を食べたくないよ。

この発言はおかしい発言であることは直ぐに分かると思います。

誰が料理したんだよ?と言う問題がお座なりで、和牛は拙い、と決め付けられているのに皆さん直ぐ気が付くからです。

しかし、インプラント治療の場合、患者さん始め一般の方々は、インプラントという材料を使えば同じだ、最高の和牛を使った料理として最高の美味しいものが食べられる、と誤解していることになるのです。

患者さんの中に、知り合い、親戚がインプラント治療受けて大変な思いしたから、私は嫌だ、と言う考えを強く持っている方が良くいます。

その治療を誰がしたんですか?と言う一番大きな問題点を全く無視している発言です。

インプラントはあくまで使う歯科材料の名前でしかなく、使いこなすDRが最も責任を負う、と言う視点を理解して下さい。

昔を思い出します。

総義歯治療で、患者さんがそれまでの経験で総義歯と言うものを全く信用していなくて、それでも何故か私の元に来ていて、前のDRの悪口ばかりを延々と話されて、ちっとも治療が前に進まないのです。

そして、私が何とか頑張って具合の悪い所を修正し、良い状態にしても、新しいチャンとした総義歯作製を了承させるのが実に大変だったのです。

あの頃の状況と、今のインプラント治療の状況が重なります。

若気の到りで、私は今までの総義歯治療はチャンとしたことを真面目にして来なかったから、具合の良い総義歯を出来なかったんです。

私は真っ当なことをチャンと成し遂げて、総義歯治療しますから大丈夫です。

そう説得して頑張って総義歯治療をして来ました。

その成果は、患者さんが先生は若いのに大した腕だね、と褒めていただけるまでのものでしたが、それでも、中には、偶々運良く出来ただけ、と言う感じでしか受け止めて下さらない方もいました。

凄く悔しかった。

自分で責任持ち、そして、チャンとした結果を出して見せたのに、それでも認めない人がいるのです。

悲しい、可哀想な人だから相手にしない方が良いですよ、と同僚やスタッフに慰められました。

でも、私は悔しかった。

何としても、グッドだ、と言わせて、これで安心です、と感嘆させたかった。

その時に、私は学びました。

人は、自分で学び、納得して得たものでないと、有り難味も分からなければ、正しい評価すら出来ないのだ、と。

しかし、人は必要に迫られなければ、何かをチャンと学ぼうとは思わないものなのです。

今、私はインプラントに関わって25年目になり、大ベテランと言って差し支えないDRになっています。

それでも、かつての総義歯で味わった苦汁を今又味わっています。

他での経験、噂、評判そう言うものでインプラント治療のことを色々と言われるのです。

本当のことは中々チャンと伝わらない、その苦境を再び経験させられています。

生意気な言い方ですが、インプラント手術に関しては、90%以上がやり過ぎの方法をしています。

否、私の感じでは95%以上、と言っても過言ではないでしょう。

私は低侵襲で手術することを旨としています。

だからこそ、そう断言出来るのです。

今はまだマシです。

低侵襲手術を始めた時、2003年、私はたった1人でしたから。

その当時は、インプラント手掛けている歯医者は3000人程度だったでしょうか。

その中のたった1人、わずか3000分の1、0.03%でしたから。

それが今は何とか5%程度はいるかな、となったのです。

時間が経てば、やがて低侵襲手術が主流になる、と私は断言出来ます。

それはその成果、成績を目の当たりにしているからです。

これだけ楽で、綺麗で、腫れずに治るなら、患者さんは平気でインプラント治療を、と望まれる時代になる筈です。

私は1人、10年後の未来を実現して、患者さんを治療しています。

但し知識を持って下さい、と言ってもまだまだ蟷螂の斧でしょう。

それでも、一番始めに書いたように最高級の和牛を使えば誰でも素晴らしく美味しい料理が出来る訳ではない、その位の知識は持っていただきたい。

そう願っています。

従来のインプラント治療の3分の1以下、上手に出来れば10分の1以下の低侵襲手術。

だから、高齢者でも有病者でもインプラントの恩恵を受けられる。

インプラントだから同じ、と言う誤解は止めましょう!

 

 

 

 

 

投稿日:2012年6月8日  カテゴリー: