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松元教貢歯科医院からのお知らせ

インプラント治療を考えるなら歯周病治療から

インプラント治療が流行している現在、私はこのままで本当に良いのだろうかと、非常に危惧している所があります。

一番心配なのは歯周病治療はどれだけチャンと浸透しているんだろうか?と言うことです。

インプラント治療が飛躍的に広がったのに、並行して歯周病治療が広がった、と言う話は全く聞かないからです。

インプラント学会に所属している先生は13000人を超えているそうです。

しかし、歯周病学会、臨床歯周病学会にまで所属している先生はそこまでいません。

歯周病とは歯茎と骨の病気を指すものです。

歯周、歯の周りに出来る病気だから、歯周病なんです。

そして、インプラントも骨と歯茎に支えられ、存在しているものですから、骨と歯茎が病気になれば、歯茎から膿が出て、骨を溶かし、それにつれて支えている組織が徐々に失われてしまう、いわゆる歯周病と同じ様相を呈し病気になってしまうのです。

これをインプラント周囲炎と呼びます。

歯周病同様インプラント周囲炎も、日常生活習慣病であり、常日頃からのクリーニング、メインテナンスの良し悪しが予後を分けるのです。

インプラント周囲炎に立ち向かうには、歯周病治療の腕、経験が必要に成って来ます。

この部分が、現在のインプラント治療の広がりに全く欠けている。

これが恐ろしい事実なのです。

今後、インプラント周囲炎のトラブルが続々と出て来るでしょう。

その時になって慌てても遅いのです。

失われた骨と歯茎は帰っては来ないからです。

再生治療が唯一の希望ですが、これも歯周病治療の実力が何よりも求められて来ます。

つまり、インプラント治療の時代の到来は、そのまま歯周病治療の本格的到来とならなければいけない、そうでないと患者さん達が大変なことになる、と言うことなんです。

インプラントの成功も、長期に渡る維持安定も、歯周病が鍵を握っています。

歯周病治療とインプラント治療を上手に組み合わせて、綺麗なお口にするならば、生涯入れ歯などに悩まされず、綺麗な何でも食べれ話せるお口が獲得出来るのです。

歯周病とインプラント治療は、根底に歯周病治療があって、その上にインプラント治療が乗る、と言う体制でないといけません。

それ以外では、足元が危ないでしょう。

まず、インプラントを考えているなら歯周病治療から。

 

このことはしっかりと覚えて置いて下さい。

 

 

 

 

 

投稿日:2012年7月9日  カテゴリー: