松元教貢歯科医院からのお知らせ
低侵襲で医学は変わる?!しかしその先は・・・
低侵襲は、今では何処でも標榜するものになりましたね。
2003年当時から見たら、ここまで変わるものか、と思う位です。
2003年当時を思い起こせば、そんなこと出来る訳がないとか、危険な方法だとか、殆どの場合適応出来ないとか、まあ色々と言われました。
今でも、その名残が残っていて、歯茎の問題が解決出来ないだろうとか、骨が足りない時には出来ないだろうとか、切って開いての手術方法しか知らない、出来ない先生は批判されます。
でも、出来るんです、殆どの場合。
発想がないだけ、です。
そりゃ極端な例を出して、骨が不足していたら確かに出来ません。
私だって100%出来る訳と言わないし、GBR骨造成している先生方だって初期の頃にはGBRの成功率明らかにしていなかったけど、骨が出来る造れる、と主張していたじゃないですか。
そして、その実はGBRの成功率は80%弱であることが10年位後に明かされました。
私の低侵襲手術はもっとましです。
私はインプラント手術の95%以上は低侵襲で出来る、と明言出来ますから。
実際問題、私は自分の所に来る患者さんに関しては、他では低侵襲では絶対に出来る筈がない、と太鼓判押されて来た方でも低侵襲で治しています。
そう言う経験を通じて、低侵襲と言ってもプロフェッショナルなDRとそうでない方がいるんだな、と思うようになりました。
勿論、私は日本で一番長く低侵襲インプラントして来ましたから、その道のプロです。
ですから、他の何処かで出来る訳ない、と言われて来た方でも、低侵襲で治し続けて来ていて、その看板を下していません。
即時荷重でも、全く同じで、2000年から私は始めていて、皆さんは知らないかも知れませんが、その当時私には出来る、と言うことで広報している方、セミナーしている方結構沢山いたんです。
でも、皆さん消えましたね。
その後、最近出て来たALL-ON-4コンセプトが一気に流行していますが、私はその将来に懐疑的です。
多分私の予測が当たるでしょう。
低侵襲も本物と口先だけのもので別れるでしょう。
でも、それまでには時間が掛かるでしょうから、患者さんは大変ですね。
対抗策があるとしたら、ちゃんと勉強されることしかありません。
自分の好む情報ばかり収集するのではなく、万遍なく偏りなく学ぶ、ここが大事でしょう。
本物は1000のうち3つしかないと、昔の方は言いました。
皆さんの未来は皆さん自身が切り開くしかないのです。
今を生き、今解決しなければならない時、活きて来るのは勉強だけです。
投稿日:2012年9月13日 カテゴリー: