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松元教貢歯科医院からのお知らせ

部分的に歯がない患者さんを特に専門的に即時荷重インプラントで治して来ています。

即時荷重インプラント治療、即時負荷インプラント治療とも言いますが、今業界で行われているのは、殆どが無歯顎状態に対して行われるインプラント治療で、U字型にアーチを作ってお互いを固定し合って支え合って成し遂げるものです。

逆に言うと、U字型にアーチを作って上げることで一体型の効果が働き、即時荷重の成功率が高まる、言うなれば机に4本足があってそれで支え合ってものを乗せる負担が出来る、と言う機械工学的に考えられたシンプルな考え方に基づくものです。

ですから、無歯顎状態から一気に歯が入ると言う治し方をすることで、非常に成功率が高まりシンプルな原則で解決出来るのです。

しかし、だからその反動として、残っている歯を全て抜歯して、一時的に総入れ歯状態にして、そこから一気に治す、と言う入れ歯にしたくないからインプラントにしたのに、一時的とは言え総入れ歯を入れると言う矛盾を抱えてしまうような場合も出てしまうこともありますし、歯周病状態があって残せるかどうか判断基準で迷うような歯が残っている場合であっても、歯科医の意思で早々と諦めて抜歯してしまう、と言う治療誘導に成り兼ねないことも起きてしまうのです。

実際に、学会とかでの症例を拝見していても、この若さでこの治療なのか、この後この患者さんは歯茎とか噛み合せとかの問題とかで長い期間大丈夫なんだろうかと、不安を抱かされることもあるのです。

人間は必ず老います。

老いれば人は残念ながら体が変わって行きます。

そう言う時に、若い40代、50代の年齢に合わせて治しきって変わらない、と言うのはあり得るのでしょうか?

私にはとても不安です。

そして、最も大きな理由としては、いきなり1本も歯がなくなる方はいないはずで、どなたも部分的に歯がない状態から次々となくなり、やがて1本もなくなる、と言うのが実情でしょうから、そこでストップをかけられないのか、と言う思いが私にはあります。

つまり、部分的欠損で食い止められる治療を出来、メインテナンスを出来るなら、1本も歯がない、と言う状態になることは防げるのではないだろうか、最後まで自分の歯があって、その噛みごたえを味わえながら行けるのが良いのではないだろうか?と言う思いが根底にあります。

だから、私は部分的な即時荷重インプラント治療に徹底的に拘っているのです。

自分の歯を残して差し上げたい。

歯周病も治して、どうしても歯が失われた部位だけを補い、それで生涯を全うさせてあげたい、そう願っているのです。

インプラントという素晴らしい治療用の人工歯根は、自分の歯を咬合力の集中から守り、歯列弓の形態を保ち支え合って歯を助けることができるモノである、と信じています。

又そう信じたいのです。

単純に1本も歯がない状態にして、インプラントを植立して治す、と言うのは一時的にはとても良いのかも知れません。

アメリカのレオン・チェン先生なんかは、全顎で30本以上のインプラントを入れて即時荷重して治して、御殿を作り、凄い車を何台も所有し、ラスベガスで仕事しているそうです。

しかし、私はそう言う治療はしたくない。

咬合の鍵を握る部位にピンポイントでインプラントを使って、自分の歯が20本以上残っている、と言うような治療をしたい。

私の元に来て下さったら残る歯を、即時荷重インプラントを部分的に成功させ続けて咬合力負担から守り、治して残したい、と願っています。

そう言う思いが部分的欠損での即時荷重と言う前人未到の地へ私も進ませて来たのです。

今550症例以上の経験を私は12年掛けて積み上げて来ました。

それだけの患者さんの自分の歯を残して差し上げられて来た、と自分で自分を褒めて上げたい気分です。

歯を残すということは、歯周病の治療、虫歯の治療と、細かな配慮、メインテナンスが求められるのです。

それを一つ一つ何処にも教科書がない、教えて下さる師もいない、道がない道を一人、スタッフ、患者さんに支えられて築いて来たのです。

550症例、と言う一つ一つ積み重ねて来た実績が、私に力をくれます。

この道が正しかった。

患者さんの歯を残すことに頑張ってこれた。

今後はこの実績を元にして、私の見付けて来た成功法則をシェアすること、後世に残すことにも頑張ろう、と思っています。

世の為、人の為、如何に生きるか。

私は頑張ります。

 

 

投稿日:2012年10月30日  カテゴリー: